「スマホゲームでの話なら、とっくの昔に億万長者なのに、現実はそうはいかない。

 おかしい……そろそろ、一億円の宝くじが当たってもいい頃なのにね?」

 

 海野は誰が返事をしてくれるわけでもないのに、問いかけるように呟いた。

 

 毎日ログインするだけで、ご褒美がもらえるスマホゲームのように、毎朝目を覚ますだけでお金が振りこまれる預金口座はないものかしら。

 熱を持ち始めたスマートフォンを机に置き、ため息をつく。

 

 しかし、そんなものが現実にあったのなら、その口座に記された金額はただの数字の羅列へとすぐにすり替わるだろう。ATMは一万円札を吐き出すだけの機械になり、札束もどこかでもらった引換券と大差なくなる。お金を稼ぐ充実感も楽しさも、苦しさも失い、虚ろな数字の連なりに呑まれ無感動になる。

 

 給料日?

 ああ、そんなものもあったわね……そういえば。

 

 この手にないものをないものねだりをするから、空想は色鮮やかで楽しいのだ。

 

 そう。そうよね。

 彼女は気をとり直しパソコンへ向かう。煌々と白くディスプレイが輝いている。

 

 さて。

 記事を書かなくては。

 

 

 ――と、小説を書くように始めてみました。

 

 ううむ。時間は有限のリソースであるにも関わらず、

 昔から予定を立てることが苦手で貴重な時間を、おざなりに過ごしてきました。

 

 たられば、希望的観測、予定は未定……「よし、明日から始めよう」口から出る言い訳は呪文のよう。そして、気がつけば、一日が無為に過ぎていく。

 

 そう! 海野は予定を立てるのも苦手ならば、予定通りに行動することも苦手!

 

 どうにかならないものかなと、

 アラームを細かく設定して慣らしてみたり、

 カレンダーに予定をびっしり書きこんでみたり、

 村上春樹さんのように朝4時に起きて執筆してジョギングして本を読んでみたり……

(これは海野には向いていませんでした。向いていないことを知るというのも大事だと、この経験で学びました)

 

 色々試してはみたものの、なかなか上手くはいかず。

 

 もはや、そもそも予定を立て、予定通りに行動しようと思ったこと自体が誤りだったのでは?

 なんて思うこともあったのですが、いやはや、そんなことはない。

 

 要は予定の立て方というか、予定を立てる際の考え方がよろしくない。

 と、気がつくまでに、ずいぶん遠回りをしました。

 

 

 若かりし頃の自分に、言ってあげたい。

 (むしろ、現在の自分も戒めとして毎日唱えてほしい)

 

 あなたがするべきことは、タスクを書き出し、その優先順位をつけることなのだと。

 そして、タスクは時間内で作業できるだけの大きさに分割することなのだと!

 

 どうも、予定通りに作業が進まない要因は、そもそも予定の立て方に問題があったように思います。

 

 やるべきこと、やりたいことが、ごっちゃになって優先順位がついていないと、

 

  • 先にやるべきことがあるのに、やりたいことに手を出してしまったり
  • せっかく準備した資料が、結局使いどころがなくて、まったくの無駄になってしまったり
  • 気がつけば締め切りが迫っていて、パニックに陥ったり

 

 大変なことが起こりますね。

 特に締め切り。締め切り……恐ろしい言葉。これは体力と心を無慈悲に削っていく呪文。

 

 そして、自分がどれだけの時間を、その作業に割いているのか。

 これがわかっていないと、予定(工程といった方がいいかもしれない)が立てられないのです。

 

 1時間に1万字書けば、10時間で単行本一冊分の文章が書き上がるな!

 

 なんてことは、海野には不可能なわけで。

 「あーだ、こーだ」考え、うんうん唸って文章を書いている人間が、そんな神業できますかいな!

 

 なので、すぐに手をつけられる作業、作業時間の把握がしやすい作業なんかから取りかかるとしましょう。

 

 

 海野はキャタクターの台詞やシーン、いい感じの地の文が思い浮かんで、おおお、この物語を書きたい! と、そわそわし出すタイプなので、とりあえずメモを書き出します。

 

 書き出したら、それが三幕構成のどのシーンに当てはまるか、迷路でも書いているんですか? って自分でもつっこみたくなるほど、「このシーンを先に」とか「これは後に持ってたほうがいい」とか、「これはクライマックス……」とか、コメントをつけた矢印を書きなぐってストーリーの筋を立てます。

 まぁ、当初、思い描いていた通りに物語が展開していくことなんて、ほとんどないんですけどね。

 

 大事なのは、「20分で、このシーンの筋をとりあえず考える」と決めたら、もし時間が来て、できてなくても時間延長して作業を続けないということです。

 

「いい演出が思い浮かばないんだ……」

「はは、きっと、そのうち思いつくよ。……はい、次!」って感じですね。

 

 とりあえず、枠組みを、たたき台を作ってしまう。

 そうして、それを基に、必要なタスクに必要な時間を割り振っていく。

 カンミ堂の『ふせんを使うToDoボード』(http://www.kanmido.co.jp/products/todo.html)を使うと便利です。

 

 海野は、だいたい20分程度を区切りの目安にしています。

 人間、そんなにずーっと長い間、集中はできませんものね。

 

 20分のタスク、5分ほどの休憩、20分のタスク……と繰り返して、作業時間が合計1時間に達したら、今度は15分〜45分ほどの長めの休息をとる。

 

 もうちょっと作業を続けたいな、と思う程度でやめるのが良いという噂を耳にして、それに従っています。

 

 だからといっては、なんですが。

 海野は猫のように、しょっちゅう仮眠をとって休息します。

 1時間執筆して、45分仮眠していることもあります。春のひざしのなかでお昼寝って最高なんですもの……。

 

 さてさて。

 そうして、なんとかかんとか、できあがりを目指して頑張るわけです。

 

 今後、サイトでも小説を公開していきますので、どうぞよろしくお願いします。

 

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コメント:やるべきこと、やりたいことが7つ以上できたら、手に取ってみましょう。

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