JUGEMテーマ:つぶやき。

 

 海野は呆然としていた。

 ブログの更新日、最終日は5月の8日だと……?

 一ヶ月以上も音沙汰がないだと……?

 

 虚無の到来が、これほど長く続いていたとは。

 彼女は唇を噛み、眉間に寄っている皺を指先でぐぐっと押し伸ばした。

 

 当然訪れた、ぼんやりとした空虚は、無気力をつれてきた。

 とくに劇的にショックなできごとがあったわけではない。

 

 なんだ……?

 疲れの抜けない体と眠気がとれない目元。

 足の力は萎え、猫背になり、パソコンの前に座るのが億劫になる。

 怠惰に過ごした日々が、よりいっそう心を萎ませていく。

 

 ――わたしが何かを生み出さなくても、この世界には、あらゆる素晴らしいものが溢れているのでは?

 

 海野は惰性になりつつある「パソコンの前に座る」という究極にハードルを下げた習慣を続けながら、ネットの海を漂っていた。

 輝かしい言葉、動き、音楽、映像、光、笑顔、涙、切なさ、ここには何でもある。

 

「はあああ……なんか、あかんな。なにがあかんかわからんけど、なんかあかん。言ってる間になんとかせなあかんねんけど、なんせ何をどうしたらいいかわからん」

 自分でやろうと思ったことを、実行していない。

 それが、気力を奪っていると知りながら、動き出せないのはどうしてなの?

 

 と、海野の耳は、BGM代わりに流していた動画プレイリストから、ひとつの音楽を捉えた。

 

 Sing Sing Sing

 

 

 はい。

 しばらく、更新していなくて申し訳ありませんでした。

 

 気がつけば、6月でした。6月……6月?!

 2018年が、もう半分も終わってしまったではないですか!

 なんということ!!

 

 5月は、ある締め切りを、ぎっりぎりの、ぎっりぎりで、

 ゴキブリがようやっと通れるような隙間に体をねじ込んで、すり抜けたみたいなすり抜け方をしたのですが。

 どうもゴキブリなみの体力と思い切りは、我にはなかったようです。

 

 いかん、いかん。

 

 「Oblivion・Pavilion レディ・リーシェの肖像」の配信も、止まっていてすみません。

 今後の展開を考えてはいるんですが、キーボードを打つ手が止まっておりまして、ぐ、ぐぐぐぐぐ……。

 

 しかし!

 しかしですね! 

 

 梅雨に入り、雨がアスファルトを灰色に染め始めた今日この頃、いったい何がきっかけなのか、気分が盛り上がってまいりました。

 

 ふつう、雨が降ったら、なんとなく憂鬱な気分になるものじゃないの……?

 と、思うんですが、不思議と雨の音を聞くと安心する性分が反応したんでしょうか。

 

 憂鬱な空模様。

 軽快な「Sing Sing Sing」。

 

 ふいと、カフェの窓辺で、窓枠を伝う雨の滴を眺めながら、脳内リフレインするSing。

 

 二つが、コーヒーに垂らしたフレッシュの白のように、

 ぐるぐると渦巻きを描き、ひとつになって、融和していく。

 

 そんな気分へと落ち着きを取り戻し、少しずつ、臆病な指がキーボードをたたき始めました。

 

 6月も半分過ぎてしまいましたが、

 これから少しずつ、真っ白な画面を文字で埋めていきたい……。

 

 さて、雨上がり。

 遠く尾を引き、薄れていく灰色の雲を見送りながら、前を向こう。

 

 更新再開まで、少々、お時間をいただけますと幸いです。

 

 

JUGEMテーマ:つぶやき。

JUGEMテーマ:オススメの本

 

 春眠暁を覚えず。

 そう言って、布団の中に潜りこむ日々とは、おさらばよ。

 

 初夏を迎えて、ますます眩しさを増す日差しに起こされ、海野は瞬きした。

 首をぐるりと回す。ぐるぐる、ぐじっ! いてっ!

 肩をぐるりと回す。ぐるぐる、ばきばき……いって!!

 

 睡眠を充分にとったというのに、海野の慢性的な首こりと肩こりは今日もその場に居座り続けているようだ。

 長年の付き合いなので、今さら目くじらを立てるわけではないが、初夏の爽やかな目覚めにはご遠慮いただきたい。

 

 爽やか。

 そう、今朝は爽やかな目覚めだった。

 

 なぜなら、ここ2週間ほど頭を悩ませ続けた締め切りに打ち勝ち、安寧をようやく勝ち得たからだ。

 といっても、提出したのは締め切り2分前で、提出物の安全はパソコンの神に祈るほかなかった。

 

 どうぞ、文字化けとファイル破損を起こしていませんように!

 

 ……これでは、とうてい自覚が足りない。

 夏休み終了1日前で宿題をやり遂げるような無謀さからは、いい加減、卒業しなくては。

 

 でも、間に合ったの。すごくない?

 無邪気な悪魔が誇らしげに胸を張る。

  

 ギリギリだけど間に合ったもん、というアドレナリンが噴き出る快感は御しがたいようだ。

 そういうところだぞ。海野は自制の念を送る。

 チャンスは準備された心に降りたつというではないか。

 

 しかし、なにはともあれ、一つの鎖からは解き放たれた。

 さて、それでは記事を書こう。

 

 

 はい。

 とりあえず、唸っていた締め切りからは解放されました。

 ヨカッタ、ヨカッタ。(本当によかったのか?)

 

 反省すべき点は山のようにあるんですが、今はこの「解放された!」という喜びのみで記事を書いてます。

 

 案の定、『Oblivion・Pavilion レディ・リーシェの肖像』の5月配信分が延期してまして、すみません。

 15日には、たぶん、次の話が公開できると思います。

 

 ただいま、ゲイル・キャリガー氏の著作を順調に読破しておりまして……

 それを読んでる暇があるなら手を動かせよという幻聴は聞こえない、聞こえない……。

 

 彼女は「カット・アンド・スラスト・テクニック」の名手だなと、感動しきりでした。

 ※カット・アンド・スラスト・テクニック:読者の期待を煽って、章の最後あるいはシーンの最後の一文に意外で魅力的な問いかけを含ませるテクニック。 

 

 最近になって、ようやくこの言葉を知りました。

 格好良さげなカタカナは積極的に使っていくスタイルです。

 

 上橋菜穂子さんの『鹿の王』なんかも、絶妙なタイミングで視点を切り替えていくことで、

 我々読者を「ええ……ここでお預けですか、そんなあ! 続きをください!!」

 と、のたうち回らせていたと思うんですよね。

 

 熱いコーヒー片手に読み始めたのに、

 気がつけばコーヒーそっちのけで、いつのまにかマグカップの液体は冷たくなってた、みたいな。

 そんな読書体験をさせる物語を書いてみたいものだよ……できるものなら……。

 

 なんて、読書によって喜び、悲しみ、自信を打ちのめされた日には、読書によって心を癒やしましょうね。

 フィルムアート社の『文学効能事典』を開いて、最初のページの[あ]の項目[悪魔に魂を売り渡したくなったとき]を読みましょう。

 

 トーマス・マンの『ファウスト博士』が紹介されています。

 この項目を読むだけで、マーティン・エイミス『Money(未邦訳)』、ジョセフ・コンラッド『闇の奥』、『ファウスト博士』に出てくる悪魔の名前がメフィストフェレスだという情報が手に入ります。

 

 わずか1ページちょっとの項目を読んだだけで、ぜんぶ未読なのになんか賢くなった気がするぞ?

 「けっ、この文学かぶれめ!」と罵倒されるシーンを、現実世界で体験できそうな単語がわんさかです。

 

 海野は[自信過剰なとき]の項目を読んで、

 締め切りには余裕を持って対応しようね、という自制を取り戻そうとしております。

 

 

 

評価:
価格: ¥ 2,160
ショップ: 楽天ブックス
コメント:読み物としても面白く、あなたの人生を豊かにする本が山ほど紹介されています。この本は、まさにユーモアと教養の協奏曲。

JUGEMテーマ:つぶやき。

 

 

「ぐ、ぐぐぐぐぐ。聞いてないぞ、こんなこと」

 海野は喉の奥で唸った。

 スマートフォンの画面を見つめ、届いたばかりのメールの文面を確認する。

 

 もう一度、読み返してみても、結果は同じであった。

 少々、海野にとっては厳しい要求が記されている。

 

 この締め切りは……守れるかしら?

 海野は自問自答した。

 

 どうだろうね。

 今月と来月は観たい映画が山ほどあるし、読みたい小説も積んであるし、アニメは撮りためてあるよ? 

 

 さて、どうするかな。

 欲求をすべて叶え、要求に応えるには、とにもかくにも頑張るしかない。

 手帳アプリを開き、すでに埋まっている映画デーを確認する。

 わお、いっぱい。これは忙しくなるぞ。

 

 彼女の頭の中に予定していた映画をキャンセルし、本を脇にどけるという選択肢はないようだ。

 ふっと、思わず彼女は自嘲気味の笑みを漏らして呟く。「備えよ、常に……か」

 自由気ままな猫のように生きたいと願ってやまない海野にとって、墓石のように重い言葉である。

 

 気分がどんよりしてきた。

 そもそも相手の予定がズレこんだしわ寄せが、こちらに押し寄せてきている気がするのは気のせいかしら?

 

 …………。

 だめだ。これ以上はいけない。

 今一番たどり着いてはいけない答えに、たどり着きそうになった海野は、自分をごまかすことにした。

 

「人生の大半はハプニング&サプライズだ!! ……くっそ、やってやる!」

 ピンチはチャンスであり、チャンスはピンチである。

 予定通りにはいかない人生が、人を成長させるのだ。

 

 ……たぶん。

 

 

 はい。

 いやあ、パブー(電子書籍作成&販売サイト)にて、

 『Oblivion・Pavilion レディ・リーシェの肖像』の連載を始めてみた矢先、

 いろいろと立てこんで参りました。

 

 自分で決めた締め切りと、他人から与えられた締め切りと、ふってわいてくる締め切りと。

 ああ、締め切り……どうして、お前は夜道に現れる辻斬りのように獰猛なの?

 ばっさばっさと、切り伏せられる気がしてならない。無防備なところに襲いかかってくるとは、なんてやつ!

 

 『Oblivion・Pavilion レディ・リーシェの肖像』の4月配信分は作成し終わり、

 予約公開を待つばかりなのですが、いかんせん、5月は分からなくなってきました。

 たいへん申し訳ないのですが、もしかしたら5月5日の配信分は延期するかもしれません。

 

 遅筆なのがツライ……。

 

 フランスカフェお洒落だな〜って、のんびりしていた頃の私。

 よくよく、その穏やかなまどろんだ日々を噛みしめるのよ……!

 

 自分で立てた予定がズレていくのは、自分で挽回できるのでいいんですけど、

 なかなか思いも寄らないところから、やってきた予定には、対処が難しいですね。

 それができるようになれば、というか、そういうことを想定して余裕をとっておけば、バタバタしなくて済むんでしょうね。

 

 だけど、私、ギリギリChopで生きてるからさ……。

 

 

 

 ギリギリで生きてて、私は大丈夫じゃないかもしれないけれど。

 へ、へへへ!

 

 まぁ、でも、時にはこんな風に突発イベントが発生するのも有りかな〜っと思いつつ、頑張りたいと思います。

 

評価:
価格: ¥ 885
ショップ: 楽天ブックス
コメント:秘密候補生、スパイ養成学校、空中学園、吸血鬼、人狼、メカ執事、架空英国ヴィクトリア朝……どれか一つでも心引かれたら、ぜひ読んで。

評価:
価格: ¥ 885
ショップ: 楽天ブックス
コメント:<英国空中学園譚>第2弾。一作目を読んでいれば、もっと楽しい。我らがソフロニア嬢の冒険、奮闘、活躍をご覧あれ。

JUGEMテーマ:オススメの本

 

「ああ、なんてこと!」

 海野は芝居がかった口調で言うと、己の手ひらを上にして額に当てた。

 

「この世に、こんな心躍る本があったなんて……過去に戻れるのなら、少女だった私に教えてさしあげたい」

 海野は影響されやすい。お上品な言葉遣いは、まったく様になっていないが、気分はすでに英国のレディである。

 

 彼女は、そっと読みかけの本を胸に抱くと、ぱちぱちとまつげを震わせた。

 私も今から、”まつげぱちぱち”の練習をしておいたら、何かの役に立つかしら? と想像してみて、ふと夢から覚めたように首を振る。

 

 だめね。日本には英国ヴィクトリア朝を生きた紳士もいなければ、吸血鬼も人狼もいないもの。

 

 この世界のどこであっても――物語の世界を除いて――そんな者は存在しないことに海野は思い至っていない。と、すると夢から覚めたように首を振ってみたものの、まだ夢の中にいるのかもしれない。

 

 だがしかし、たとえ夢中になっていても、彼女はやりたいことはやる性分である。

 さて、記事を書こうではないか。

 

 

 はい。

 現在、ゲイル・ギャリガー作<英国空中学園譚>に心震わせ、ページをめくっている海野です。面白い。面白くて、どんどんページをめくってしまいます。

 

 あらすじはこちら。

吸血鬼や人狼らと人類が共存するヴィクトリア朝英国。

おてんばなわれらが主人公ソフロニア・テミニック嬢は、上流階級の子女が集まる花嫁学校(フィニシング・スクール)に入れられてしまうことに。

ところがそこは、情報収集や毒物の使い方、異界族への対処などといった技術を教える、女スパイ養成所だった!?

さらにソフロニアは、空盗賊がらみの謎解きにも巻きこまれるが――歴史情緒とユーモアにみちたスチームパンク冒険奇譚、新シリーズ開幕!

 

 正直なところ、

「ああ、なんて素敵で、心躍らせる物語なの!出会えて良かった!しかしよくもまぁ、こんなに要素を盛りこんだわね」と、若干、羨ましさと尊敬と嫉妬が入り交じった複雑な感情なのですが。

 

 だって、

 架空ヴィクトリア朝英国が舞台で、

 高貴な身分にある少女たちがマナーとスパイ技術を学んでいて

 しかも教師には、吸血鬼や人狼までいて、

 さらに、その学校は空中に浮いている飛行艇なんですよ?

 

 こんなの読みたすぎるでしょう!

 そして、こんなの書きたすぎるでしょう!

 

 ……そう、こんな物語を書いてみたいのよ。くうう、すばらしいうらやましいくやしいすばらしい。英国への憧れがますます強くなる一方の海野です。

 

 

 しかしながら、現在、書いている物語はフランスが舞台なんですよね。

 フランス、パリ。ルーブル美術館のある街。

 近日中に公開できればな〜と言っていた、あれです。

 

 海野はフランスに行ったことがないので、街を想像しながら書いてます。

 本とGoogleのストリートビューにお世話になりっぱなしです。

 

 いやあ、フランスの街ってお洒落だな〜フランスのカフェってお洒落だな〜って、

 見ているぶんには良いんですけど、それを表現するとなると、んんん、なるほど、わからん……むずかしいってなりますね。

 

 教養のある人間になりたいものだ……。

 ついでに英語とフランス語とドイツ語とラテン語が自在に操れる超人になりたいものだ……。

 

 今週中には、第1話をお届けできるように、

 せっせと表紙を作って、編集チェックをしたいと思います。

 

 結末まで書ききっていないので、正直、海野もどうなるか分かりません。

 こういうことをするのも初めてなんですよね。

 

 とりあえず、やってみなけりゃ、分からないこともある。

 そんな気持ちで、チャレンジ。

 4月なので、軽率に新しい試みを始めてみよう週間に突入です。

 

 だって、ほら?

 小説でも、映画でも、漫画でも、思わぬところから物語は展開するでしょう?

 たとえ、それが誰かの糸繰りによっても。

 

JUGEMテーマ:自作小説

 

 

「よ、ようやく、できあがった……」

 海野は呻きながら、完成したばかりの電子書籍を公開するため、更新ボタンを押した。

 

 すぐさま内容は反映され、この世に新たな本が誕生した。

 しかし、いったい、どれだけの本が人の目に触れることができるだろう。我々は本との一期一会を繰り返す。だが、悲しいかな。必ず、訪れない出会いというものもある。

 

 願わくば、この作品たちが誰かの心に住むことができますように。

 彼女は祈るような気持ちで経過を見守った。……ブルーライトがまぶしい。

 ドライアイ気味の目が不調を訴え、ぱしぱしと瞬きする。

 

 さて。

 記事を書かなければ……。

 

 

 はい。

 前回の記事で味をしめ、再び小説を書くように始めてみました。

 

 今後もこんな感じで冒頭文を書き始めるような気がします。

 なぜならば、海野は季節の表現を毎回できるほど、風流人ではないからです……。

 

 だがしかし、努力はしてみよう。

 おいでませ、4月! 

 

 エイプリルフールは過ぎてしまいましたね。

 海野もイベントに乗っかって嘘をつこうかと思いましたが……創作って、だいたいがフィクションなわけで。

 つまりは、平たく言えば、嘘をついているというわけで。

 これはイベントではなく、日常なんだなと思い直して口を閉じました。

 

 ううむ。

 エイプリルフールの話題ではないとすると、桜ですかね。

 桜日和が続いていますが、近くの公園の桜は、もうそろそろ葉桜に変わりつつある……。

 

 いけない! 後手に回ってばかりだわ!

 

 しかしながら、散りゆく桜をも、愛でるのが趣。(と、いうものなのでしょう。たぶん)

 さらさらと風に舞う桜吹雪。儚くなっていくさまも風情がありますよね。

 花弁が用水路に降り注ぎ、水面に浮かび、まるで薄紅色の絨毯のようになって流れていく。

 

 想像するだけで、美しい光景。

 きっと映画撮影をしているなら、ことさら気合いを入れてライティング(光の加減)に余念がないことでしょう。

 

 そういえば、昨年の今頃は、路上に停めてある車の上に桜の花びらを見つけて、

 桜のトンネルの下を通り抜けてきたのかな。なんて、想像して楽しんでいました。

 

 ……ととと。

 そうだ、思い出した。

 

 冒頭を季節の表現で彩ることに頭を悩ませていて、うっかりしていました。

 2017年に公開していた作品を、加筆・修正して、パブー(電子書籍作成・販売サイト)で販売し始めたことをお知らせしようとして記事を書いていたんでした。(思い出したので、唐突に宣伝に入ります)

 

 パソコンの方ですと、ブログ横の欄にこそっと本があると思いますので、

 もしもし、よろしければ、お時間のある方はのぞいてみてくださいませ。

 

 「すぐ読めるシリーズ ノッキン・オン・ストマック ほか」は、2017年に執筆した短編小説を集めた短編集です。

 販売価格は120円ですが、表題作の「ノッキン・オン・ストマック」は試し読みできるように設定しています。

 

 また、「ミリオンの館」も同時発売中です。

 こちらの価格は150円ですが、短編集「ノッキン・オン・ストマック ほか」をご購入しただくと、120円に値引きして販売しています。

 

 今まで、無料で小説を発表していたんですが、

 「ゼロからいくらでも生み出せる! 起業1年目のお金の教科書」という本を読みまして、

 そうか……サービスを続けていくためには、お金をいただく、をいうことも考えてみよう、と。

 

 関西に生まれ、商売人の血が流れているのか、

 海野は一つのことをなかなか継続ができないタイプなのですが、お金が絡むと、「小説を書きたい!」という創作欲とはまた別のモチベーションが生まれるんですよね。

 

 宣伝のためにブログを更新しよう、とか。

 サイトのトップページに宣伝用の画像をスライドショーさせてみよう、とか。

 宣伝のためにブクログに投稿できるか試してみよう、とか。

 

 ……めっちゃ、宣伝したがってますね。

 

 とにかく、行動を起こせば、そこに経験がついてくるということで!

 (挫折感という厄介なものを学ぶこともありますが)

 

 過去作のお手入れが一段落したので、

 次は「海野遠香」名義の作品を発表できるように行動していきたいと思います。

 (おそらく、パブーにて連載機能ってやつを使ってみようと思って書いてるお話が近日公開できる……はず)

 

 それでは!

 

評価:
価格: ¥ 1,512
ショップ: 楽天Kobo電子書籍ストア
コメント:どの項目から読んでもOKな構成になっているので、目次で気になったページを開いてみましょう。

 

 

「スマホゲームでの話なら、とっくの昔に億万長者なのに、現実はそうはいかない。

 おかしい……そろそろ、一億円の宝くじが当たってもいい頃なのにね?」

 

 海野は誰が返事をしてくれるわけでもないのに、問いかけるように呟いた。

 

 毎日ログインするだけで、ご褒美がもらえるスマホゲームのように、毎朝目を覚ますだけでお金が振りこまれる預金口座はないものかしら。

 熱を持ち始めたスマートフォンを机に置き、ため息をつく。

 

 しかし、そんなものが現実にあったのなら、その口座に記された金額はただの数字の羅列へとすぐにすり替わるだろう。ATMは一万円札を吐き出すだけの機械になり、札束もどこかでもらった引換券と大差なくなる。お金を稼ぐ充実感も楽しさも、苦しさも失い、虚ろな数字の連なりに呑まれ無感動になる。

 

 給料日?

 ああ、そんなものもあったわね……そういえば。

 

 この手にないものをないものねだりをするから、空想は色鮮やかで楽しいのだ。

 

 そう。そうよね。

 彼女は気をとり直しパソコンへ向かう。煌々と白くディスプレイが輝いている。

 

 さて。

 記事を書かなくては。

 

 

 ――と、小説を書くように始めてみました。

 

 ううむ。時間は有限のリソースであるにも関わらず、

 昔から予定を立てることが苦手で貴重な時間を、おざなりに過ごしてきました。

 

 たられば、希望的観測、予定は未定……「よし、明日から始めよう」口から出る言い訳は呪文のよう。そして、気がつけば、一日が無為に過ぎていく。

 

 そう! 海野は予定を立てるのも苦手ならば、予定通りに行動することも苦手!

 

 どうにかならないものかなと、

 アラームを細かく設定して慣らしてみたり、

 カレンダーに予定をびっしり書きこんでみたり、

 村上春樹さんのように朝4時に起きて執筆してジョギングして本を読んでみたり……

(これは海野には向いていませんでした。向いていないことを知るというのも大事だと、この経験で学びました)

 

 色々試してはみたものの、なかなか上手くはいかず。

 

 もはや、そもそも予定を立て、予定通りに行動しようと思ったこと自体が誤りだったのでは?

 なんて思うこともあったのですが、いやはや、そんなことはない。

 

 要は予定の立て方というか、予定を立てる際の考え方がよろしくない。

 と、気がつくまでに、ずいぶん遠回りをしました。

 

 

 若かりし頃の自分に、言ってあげたい。

 (むしろ、現在の自分も戒めとして毎日唱えてほしい)

 

 あなたがするべきことは、タスクを書き出し、その優先順位をつけることなのだと。

 そして、タスクは時間内で作業できるだけの大きさに分割することなのだと!

 

 どうも、予定通りに作業が進まない要因は、そもそも予定の立て方に問題があったように思います。

 

 やるべきこと、やりたいことが、ごっちゃになって優先順位がついていないと、

 

  • 先にやるべきことがあるのに、やりたいことに手を出してしまったり
  • せっかく準備した資料が、結局使いどころがなくて、まったくの無駄になってしまったり
  • 気がつけば締め切りが迫っていて、パニックに陥ったり

 

 大変なことが起こりますね。

 特に締め切り。締め切り……恐ろしい言葉。これは体力と心を無慈悲に削っていく呪文。

 

 そして、自分がどれだけの時間を、その作業に割いているのか。

 これがわかっていないと、予定(工程といった方がいいかもしれない)が立てられないのです。

 

 1時間に1万字書けば、10時間で単行本一冊分の文章が書き上がるな!

 

 なんてことは、海野には不可能なわけで。

 「あーだ、こーだ」考え、うんうん唸って文章を書いている人間が、そんな神業できますかいな!

 

 なので、すぐに手をつけられる作業、作業時間の把握がしやすい作業なんかから取りかかるとしましょう。

 

 

 海野はキャタクターの台詞やシーン、いい感じの地の文が思い浮かんで、おおお、この物語を書きたい! と、そわそわし出すタイプなので、とりあえずメモを書き出します。

 

 書き出したら、それが三幕構成のどのシーンに当てはまるか、迷路でも書いているんですか? って自分でもつっこみたくなるほど、「このシーンを先に」とか「これは後に持ってたほうがいい」とか、「これはクライマックス……」とか、コメントをつけた矢印を書きなぐってストーリーの筋を立てます。

 まぁ、当初、思い描いていた通りに物語が展開していくことなんて、ほとんどないんですけどね。

 

 大事なのは、「20分で、このシーンの筋をとりあえず考える」と決めたら、もし時間が来て、できてなくても時間延長して作業を続けないということです。

 

「いい演出が思い浮かばないんだ……」

「はは、きっと、そのうち思いつくよ。……はい、次!」って感じですね。

 

 とりあえず、枠組みを、たたき台を作ってしまう。

 そうして、それを基に、必要なタスクに必要な時間を割り振っていく。

 カンミ堂の『ふせんを使うToDoボード』(http://www.kanmido.co.jp/products/todo.html)を使うと便利です。

 

 海野は、だいたい20分程度を区切りの目安にしています。

 人間、そんなにずーっと長い間、集中はできませんものね。

 

 20分のタスク、5分ほどの休憩、20分のタスク……と繰り返して、作業時間が合計1時間に達したら、今度は15分〜45分ほどの長めの休息をとる。

 

 もうちょっと作業を続けたいな、と思う程度でやめるのが良いという噂を耳にして、それに従っています。

 

 だからといっては、なんですが。

 海野は猫のように、しょっちゅう仮眠をとって休息します。

 1時間執筆して、45分仮眠していることもあります。春のひざしのなかでお昼寝って最高なんですもの……。

 

 さてさて。

 そうして、なんとかかんとか、できあがりを目指して頑張るわけです。

 

 今後、サイトでも小説を公開していきますので、どうぞよろしくお願いします。

 

評価:
価格: ¥ 1,080
ショップ: 東急ハンズ 楽天市場店
コメント:やるべきこと、やりたいことが7つ以上できたら、手に取ってみましょう。

JUGEMテーマ:オススメの本

JUGEMテーマ:つぶやき。

 

 3月も終わりに差しかかり、4月までもうすぐ!

 日差しが暖かくなり、冬コートを着ていると暑いくらいになりましたね。

 

 この時期になると、なんだかそわそわしてしまいます。

 

 街中ではちらほらと真新しいスーツを着て、少し緊張気味な面持ちで歩く若者たち。

 駅では卒業式があるのか、髪を結い鮮やかな振り袖を着ている女子大生たちも見かけます。

 

 ああ、これから新しい季節が。

 新しい生活が、新しい出会いが、訪れるんだな。

 

 長い冬の間、土の中で眠っていた種が芽吹き、

「えいや!」と外へ飛び出そうとするときって、こんな風に胸がうずうずするのかしら?

 

 これからどんなことが起こるだろうって期待と。

 これからどうなっちゃうんだろうって不安と。

 

 なんて、考えたり。

 

 春は出会いと別れの季節と言うけれど、どうせだったら素敵な「はじめまして」をしたい。

 

 なかなか新生活や新しい職場で迷うことも、たくさんあるかと思います。

 でも、そんななかで「さりげない気配り」をしてもらったら……うれしい。

 

 できれば自分も、さりげなく気配りができたらいいな。

 

 と、思ったときに購入した本が、

 『相手もよろこぶ 私もうれしい オトナ女子の気くばり帳』(サンクチュアリ出版)です。 

 

(冒頭文より)

 

 気の利いた手みやげをさらりと渡してくれる。

 書類にかわいい一筆箋が添えられている。

 めずらしい記念切手で手紙を出してくれる。

 体調を気遣うメールをふと送ってくれる。

 コーヒーが苦手なことを覚えていてくれて、紅茶を用意してくれる。

 

(中略)

 

 大切なのは

 媚びずに、

 無理せずに、

 さりげなく、

 誰にでもできる、ちょっとしたひと手間を積み重ねること。

 

 それが相手も自分もうれしい気くばりです。

 

 とにかく、さくさく読めて、そして、すとんと納得できる。

(イラストを交えて、1ページに1フレーズ。漫画風に活用シーンが描かれていたりするので普段、本を読まない人にもオススメです)

 

 たとえば、メモひとつでも。

 たとえば、「ありがとう」の一言でも。

 相手からアナログなひと手間をかけてもらえると、丁寧に扱ってくれてるんだなって感じる。

 丁寧に日常を過ごしていけば、きっと人生は豊かなものに変わるはず。

 

 春、新しい生活に、一冊の本。

 そして、さりげない気くばり、いかがですか?

 

評価:
価格: ¥ 1,188
ショップ: 楽天ブックス
コメント:さくさく読めて、すとんと納得。あなたもすぐに気配り上手さんに。

 このブログには、以下の内容が含まれます。

 お気をつけくださいませ。

 


  • 誰が得するかわからない創作裏話
  • 唐突に始まるダイレクトマーケティング
  • 配慮しきれなかったネタバレ
  • 地に足がついていない空想、および妄想
  • 関西人にしか伝わらないかもしれないネタ

 

「あ、だめだな。これは」と感じたら、そっとページを閉じてくださいね。

 

 また、決まった更新日はありません。

 気が向いたときに、記事を投稿しています。

(これを書いている人は、定期更新には向いていないのです)

 

 人生、日常、仕事。

 それぞれを彩る素敵なものたちをご紹介できれば、と思います。

 

 

1

Calendar

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< June 2018 >>

グーペ

パブー

A8.net

復刊ドットコム

楽天

Archive

Recommend

【エントリーでポイント最大15倍】カンミ堂 ふせん使うToDoボード A6 TD−1001
【エントリーでポイント最大15倍】カンミ堂 ふせん使うToDoボード A6 TD−1001 (JUGEMレビュー »)
やるべきこと、やりたいことが7つ以上できたら、手に取ってみましょう。

Recommend

キングジム pomera デジタルメモ ポメラ DM200 無線LAN搭載 電子メモ 【送料無料】【KK9N0D18P】
キングジム pomera デジタルメモ ポメラ DM200 無線LAN搭載 電子メモ 【送料無料】【KK9N0D18P】 (JUGEMレビュー »)
さっと、取り出し書く。
あなたの訪れる場所が、どこでも執筆の場になります。一太郎との連動機能有り。

Recommend

Mobile

qrcode

Selected Entry

Link

Profile

Search

Other

Powered

無料ブログ作成サービス JUGEM